軽量型ボーリングマシン研究会
開発の背景
日本は南北に細長い島国であり、国土の73%を山地が占めています。
そのため都市の間は山地によって分断され、道路や鉄道等の建設にあたっては、数多くの長大なトンネルや橋梁が必要とされます。また、日本の河川は大陸を流れる川とは違い川床勾配が急であり、地震や台風などの大雨などで毎年のように土砂災害が発生しており、それらに対応するための工事が必要とされます。
このような日本での斜面防災対策では性能だけでなくコスト面、環境への配慮など社会的な要求も髙くなってきておりました。
軽量型ボーリングマシン研究会ではそれらに対応できる専用機が必要と考え、二重管削孔が可能で軽量な鉄筋挿入工専用機「エアーキッド」を開発いたしました。