軽量型ボーリングマシン研究会
軽量型ボーリングマシン研究会とは
斜面の安定化対策ではアンカー工や杭工による抑止工事が従来から多く用いられてきた。
最近では施工技術が格段に向上したことやコスト縮減、環境への配慮、顧客満足など社会的要求も複雑となったことから、採用される工法もそれに伴って多様化してきている。その中の一つとして切土法面や自然斜面内の比較的浅い部分に鉄筋などの補強材を挿入し、地山と一体化させることによって斜面の安定化を図ろうという工法が、鉄筋挿入工やロックボルト工あるいは地山補強土工と呼ばれるものである。道路沿いの法面や樹木を残した自然斜面などの安定化対策工法としてしばしば用いられるようになってきている。
軽量型ボーリングマシン研究会では、このような短い孔の削孔を効率的に確実に、そして安全、迅速に施工するため、二重管削孔方式が可能な鉄筋挿入工専用機「エアーキッド」を開発した。